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【湖南アルプス】夏の低山登山におすすめ、矢筈ケ岳と太神山プチ縦走

2022年7月28日

湖南アルプス
矢筈ケ岳と太神山プチ縦走

低山ながら変化に富んだ登山を楽しめる場所を「ご当地アルプス」と呼んで、地域の人や登山を楽しむ人に愛されている山があります。

滋賀では「湖南アルプス」と「金勝アルプス」が有名です。

「湖南アルプス」は、滋賀県の南に位置していて、南郷洗堰の東方面の「田上公園」から山手側にある山々です。

「堂山」「笹間岳」「太神山」「矢筈ケ岳」の4つの縦走と天神川の川遊びが楽しめる場所です。

びわ湖グマ

昔は、1つの「湖南アルプス」だったと思いますが、今は鶏冠山と竜王山を「金勝アルプス」、太神山、矢筈ケ岳方面を「湖南アルプス」と呼んでいます。

今回ご紹介する内容

今回ご紹介するのは、夏の低山登山におすすめの「矢筈ケ岳、太神山プチ縦走登山」です。

登山ルートの多くは、樹林帯で木陰に覆われていますので夏でも涼しく、日焼けも気にしないで楽しめます。

山頂からの展望はあまり期待できませんので、展望を期待している人にはおすすめしませんが、「太神山」は、山頂に「太神山不動寺」がある信仰の山で、歴史的建造物に目を奪われます。

「矢筈ケ岳」は、樹林帯と巨岩・奇岩の両方を楽しめる山で、山歩きの楽しさを味わえます。

公共交通機関でも車でもアクセス出来ますので、今回の内容が「湖南アルプスに行ってみよう!」と思っている人の参考になれば幸いです。

びわ湖グマ

「太神山」は、登山道もわかりやすいので登山初心者でもソロで問題ないと思いますが、「矢筈ケ岳」は、登山道がわかりにくく、巨岩・奇岩の場所でケガのおそれもありますので登山初心者がソロで行くのはおすすめしません。
ソロで行くとしたらYAMAP等の登山用アプリの活用をおすすめします。

「矢筈ケ岳、太神山プチ縦走登山」の良いところ

湖南アルプスの名前にふさわしいのは、「堂山」だと思います。

「堂山」は、ダイナミックな奇岩・巨岩の登山道を歩いて、琵琶湖一望の景色を満喫出来る山ですが、「矢筈ケ岳、太神山」にも良いところが沢山ありますので、ご紹介したいと思います。

夏山でも楽しめる登山道

登山道の多くは樹林帯で木陰が多いので、長時間歩いても疲労も少なく、日焼けもほとんどしないです。

また、川沿いを歩く場所も多いので、より一層涼しさを感じます。

湖南アルプス
木陰の多い樹林帯の登山道で、気持ちいい風が吹き抜けるので、夏でも気持ちよく楽しめました。
湖南アルプス
天神川のせせらぎを聞きながら、散策すると暑さを忘れます。

太神山山頂にある「太神山不動寺」

太神山は、山頂の手前の山門からは、「太神山不動寺」の敷地になります。

厳かな雰囲気の中に平安時代からある建造物が建っていますので、信仰登山を楽しめます。

また、10歳若返る巨岩もありますので、是非とも体験して欲しいです。

湖南アルプス
太神山不動寺の入口に山門は、何とも言えない趣があります。
湖南アルプス
ここの巨岩の間を通り抜けると10歳若返るそうです。
湖南アルプス
広い境内にトイレもありますので、ゆっくり休めます。

登山道からみた絶景

「太神山」も「矢筈ケ岳」も山頂からの展望は開けていませんが、登山道の途中に何カ所かある眺望ポイントに感動します。

湖南アルプス
太神山に向かっている登山道です。空がとてもきれいでした。
湖南アルプス
矢筈ケ岳に向かっている登山道です。手前の松の木とのコントラストが良かったです。
びわ湖グマ

他にも「アクセスが良いところ」、「前半はのんびり散策、後半は体いっぱい使った登山」が楽しめる素晴らしいルートです。

「矢筈ケ岳、太神山プチ縦走登山」のご紹介

湖南アルプス
湖南アルプスハイキングコースの看板です。赤い太線が今回の登山ルートです。

湖南アルプスへは、公共交通機関の場合は、JR石山駅から帝産バスで「アルプス登山口」で下車して下さい。車の人は「田上公園駐車場(無料)」に駐車して、「アルプス登山口」まで歩いて10分くらいです。

「田上公園」の駐車場は2カ所ありますが、どちらからも徒歩で行けます。「田上公園、田上市民運動広場」の方が近いです。

そして「田上公園駐車場」には、どちらにもトイレがあります。

湖南アルプス
「田上公園、田上市民運動広場」の入口です
湖南アルプス
公園駐車場には、トイレもあります。

矢筈ケ岳、太神山プチ縦走登山のタイムスケジュール

8:50、田上公園駐車場を出発

9:00、アルプス登山口バス停からスタート

11:30,太神山に到着、20分程度昼食休憩

13:30、矢筈ケ岳に到着、20分程度休憩

15:50、アルプス登山口バス停に到着

16:00、田上公園駐車場に到着

〇約14km、活動時間は約7時間でした。

太神山不動寺をゆっくり散策も出来ましたし、夏山でしたが疲労も少なく楽しめました。

アルプス登山口から太神山

「太神山不動寺」方面に向かいます。

案内表示は、あまりありませんが、最初はずっとアスファルトの道路を歩いて行きますので、迷う事はないと思います。

「迎不動」の祠を通り過ぎてしばらく歩くと、「太神山不動寺」への登山口に入ります。登山道は歩きやすく、分岐もありませんので、ゆっくり山歩きを楽しめます。そして、「泣不動」の祠を通り過ぎると山門になります。

湖南アルプス
アルプス登山口バス停の前の川です。川沿いではなく、アスファルトの道路を歩いて行きます。
湖南アルプス
ここの分岐も左手のアスファルトの道路を歩いて行きます。右手は帰りの岐路になります。
迎不動
「迎不動」の祠です。ここの川で川遊びしていり家族もいました。
泣不動
泣不動の祠です。信仰の山の雰囲気が強くなってきました。
太神山
「太神山」山頂です。展望はありませんので、期待しないでください。
太神山
太神山山頂の奥にも祠がありますので、是非とも参拝してください。
太神山
案内表示もありませんので、道迷いの心配も大丈夫です。

太神山から矢筈ケ岳

太神山からは一旦山門まで戻って、矢筈ケ岳の分岐まで戻ります。そこからは本格的な登山道になります。山頂付近までは傾斜はゆるいですが、山頂付近になったら傾斜もありませんので、十分に気をつけてください。

案内表示もほとんどありませんし、登山道もわかりにくい場所もありませんので、道迷いには十分に気をつけてください。

矢筈ケ岳
ここが矢筈ケ岳の分岐です。右手から来たので、左手に行きます。
矢筈ケ岳
登山道の見分けが難しいです。YAMAPなどのアプリを活用してください。
矢筈ケ岳
本当にわかりにくい場所には、案内表示もあります。
矢筈ケ岳
赤テープもありませんので、登山道が全くわからない訳ではありません。
矢筈ケ岳
山頂付近になると傾斜のキツイ場所もありませんので、十分に気をつけてください。
矢筈ケ岳
「矢筈ケ岳」山頂です。展望は期待できません。

矢筈ケ岳からアルプス登山口

ここからは、奇岩・巨岩あり、川ありのアドベンチャー感のある登山道になります。

登山道はわかりやすいですが、案内表示はあまりありませんので、気をつけてください。

湖南アルプス
川沿いや水の中を歩く場所も結構ありますので、気をつけてください。でも、結構楽しいです。
湖南アルプス
ここも登山道です。結構長い距離ありますので、滑らないように気をつけてください。
湖南アルプス
こういう巨岩と樹木の影とのコントラストも結構好きです。

詳しいルートは、YAMAPの活動データを参考にして下さい。

びわ湖グマ

「今度行ってみよう」と思っている人の参考にしていただければ幸いです。

太神山不動寺のご紹介

太神山の山頂に鎮座するお寺で、平安初期に建立されたそうです。

山門入るとすぐに「不動明王」に使えた「矜羯羅童子(コンガラドウジ)」と「制多迦童子(セイタカドウジ)」の石仏が迎えてくれます。

巨大な花崗岩の上に立つ本堂、不動明王像など見ごたえのある建造物と石仏があり信仰登山の雰囲気が楽しめます。

太神山不動寺
本堂は中も素晴らしいですが、外からみると迫力があります。
太神山不動寺
不動明王像は、迫力に圧倒されます。
太神山不動寺
境内には厳かな雰囲気と荘厳な石仏に癒されます。

まとめ

湖南アルプスの中でも登山初心者でも楽しめる登山ルートが「矢筈ケ岳、太神山プチ縦走登山」です。

矢筈ケ岳の山頂付近と帰路は、難易度が若干あがりますが、ほとんどは歩きやすい登山道です。

また、樹林帯が多いので、木陰で気持ちいい風が吹き抜ける登山道なので、夏でも楽しめます。

「夏は日差しがきつくて、低山は暑いからしんどいなぁ」と思っている人の参考にしていただけると思います。