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【金剛山】登山口から1時間で氷の彫刻「氷瀑」が楽しめる登山ルート

2023年2月13日

金剛山の氷瀑
金剛山の氷瀑

「氷瀑」とは、漢字の意味から考えると「氷の滝、氷のしぶき」(「瀑」は、滝という意味と、しぶきという意味があるようです。爆発の爆とは違うようです)になります。

氷点下の気温が続く地域では、滝から流れ落ちる水が凍っていく現象で、滝全体が真っ白に凍結する神秘的な氷瀑ができます。

まさに自然が作った氷の彫刻と言っていいと思います。

「氷点下が続く地域」、「滝が凍る。」と聞くと東北や北海道などの寒い地域や、信州などの山奥に行かないと「氷瀑」は見れないと思われるかも知れませんが、関西地域でも氷瀑を楽しめる山があります。

今回ご紹介する内容

2023年2月5日に楽しんだ「氷瀑が楽しめる金剛山」をご紹介します。

大阪と奈良の境にあるのが「金剛山」です。毎日登山でも有名で、関西圏の登山家の人ならご存じの人も多いと思います。

金剛山のツツジオ谷ルートには、2つの滝があり、標高が高い場所にある二ノ滝の氷瀑を近くから見ると「滝全体が凍っている壮大な景色」と「凍り付いている滝から感じる静寂感」が感じられる氷瀑があります。

「大阪市内から近い場所にこんな大自然の造形があるのか。」と驚くほど交通のアクセスの良い場所で、登山口からも1時間ほどで行ける氷瀑が「金剛山の氷瀑」です。

びわ湖グマ
びわ湖グマ

ツツジオ谷登山ルートで金剛山に登ったことがある人なら、登山道で迷うことがないと思いますので、チェーンスパイクや軽アイゼンをしっかり装備して、安全に楽しんで欲しいと思います。金剛山に行ったことが無い人がソロで行くのは、遭難、滑落などの危険が高まるのでおすすめしません。

金剛山の氷瀑のご紹介

今回ご紹介する金剛山の氷瀑は、ツツジオ谷登山ルートの二ノ滝の氷瀑です。

この日は一ノ滝は、少し凍っていましたが、氷瀑までは至らず、二ノ滝で見事な氷瀑が見れました。

滝の高さは15mくらいで、滝の手前まで歩いて行けますので、滝全体の氷瀑を間近で楽しむことができます。

滝の下の方にある氷の塊は、光を反射するでもなく、その圧倒的な存在感で岩肌に形成された氷瀑全体を支えていました。 本来の滝は、上から下に水が流れていて、光を反射しながら輝くように流れている水しぶきの様を楽しんでいると思います。 氷瀑は、一番下にある氷の塊から上を仰ぎ見るような造形になっていて、ある意味重力に反したその造形を不思議な心地で楽しみました。 そんな、不思議で圧倒的な存在感のある氷瀑のまわりで、歓喜の声をあげている登山者の喜びに満ちた声からは想像できないくらい氷瀑そのものは静寂感を醸し出していました。 氷瀑とは、圧倒的な存在感と静寂感の両方を持っている不思議な氷の彫刻でした。

金剛山の氷瀑
氷瀑を支える氷の塊。銀色の鈍い光ながら、氷瀑全体を支えていました。
金剛山の氷瀑
間近から見る氷瀑は、「見事!」としか言いようがないくらい圧倒的な存在感を演出していました。
金剛山の氷瀑
どの角度から見ても絵になる!それが氷瀑だと思います。
金剛山の氷瀑
周りで沢山の登山者が歓喜の声をあげて騒いでも、少しの動きもなく、静かに佇んでいました。
びわ湖グマ
びわ湖グマ

氷瀑は、どの角度から見ても絵になる特別な景観です。写真に撮る時も圧倒的な存在感があるので、何枚撮っても違う表情がありました。

2023年2月5日金剛山登山ルート

千早本道登山口の周辺にある駐車場に駐車して、タカハタ口登山口からツツジオ谷登山ルートへ向かい、川沿いを歩いて行きます。

そこから氷瀑までは、分岐などはありませんが、川沿いで滑落の危険のある個所、丸太の橋などがありますので、十分に注意してください。

氷瀑ルートとして人気のルートなので、沢山の登山者がいましたので、道迷いの心配は無いと思いますが、チェーンスパイクや軽アイゼンを装備して、早めに装着して安全登山で氷瀑に向かってください。

氷瀑の後は、そのまま源流コースを歩いて、金剛山山頂まで行きました。

帰りは、千原本道ルートで下山しました。

初めての金剛山なので、山頂の神社などを散策しましたが、総距離は7.5km、休憩時間1時間30分込みで、5時間30分くらいの気持ちいい冬山登山を楽しみました。

金剛山の氷瀑
登りは、左側に行って、帰りは右側から帰ってきました。
金剛山の氷瀑
ガードレールに手書きで行き先が書いてあります。ここは右側に行きます。
金剛山の氷瀑
滑落箇所が何カ所かありますので、十分に注意してください。
金剛山の氷瀑
丸太の橋も落ちることは無いと思いますが、慎重に歩いてください。
金剛山の氷瀑
一ノ滝は、氷瀑まではいかなかったです。
金剛山の氷瀑
二ノ滝の氷瀑の横を通過して、さらに川沿いを上がっていきます。
金剛山の氷瀑
ここまで来ると山頂は間近です。
金剛山の氷瀑
金剛山の山頂に到着です。
金剛山の氷瀑
金剛山の山頂の景色も最高でした。

くわしい登山ルートは、YAMAPの活動記録を参考にしてください。

びわ湖グマ
びわ湖グマ

山頂には沢山の登山者がいて、本当に人気のある山だと思いました。「山頂は一面の雪景色」、「大阪市内を眺めるとあべのハルカスが見える。」山頂にも不思議な感覚があります。

まとめ

登山口から1時間で氷の彫刻「氷瀑」が楽しめる金剛山をご紹介しています。

氷点下の気温が続く地域では、滝から流れ落ちる水が凍っていく現象で、滝全体が真っ白に凍結する神秘的な氷瀑ですが、関西地域でも氷瀑を楽しめる山があります。

それが大阪と奈良の境にあるのが「金剛山」です。

千早本道登山口の周辺にある駐車場に駐車して、タカハタ口登山口からツツジオ谷登山ルートへ向かい、川沿いを1時間くらいで歩いて行くと自然の氷の彫刻「氷瀑」が楽しめます。

「金剛山の氷瀑」に興味のある人の参考になれば幸いです。