【蓬莱山】登山初心者におすすめの登山、稜線歩きからびわ湖テラス

登山初心者にも安心して楽しんでいただける山が「蓬莱山」です。
標高1110mの場所から琵琶湖を一望できる「びわ湖テラス」をご存じの人もいらっしゃると思います。
冬は「びわ湖バレイスキー場」として、スキーやスノーボード等のウインタースポーツを楽しめる場所です。
びわ湖テラス、びわ湖バレイスキー場があるのが「蓬莱山」と「打見山」です。
「蓬莱山」の標高は、1174mと比良山地の中では、武奈ヶ岳に次いで標高の高い山で、琵琶湖に近いので、北から南まで琵琶湖を一望することが出来る山です。
そして、ロープウェイが運行していますので、一気に山頂まで行けるのも魅力です。
「蓬莱山」は、標高1174mありますので、本格的な登山が楽しめます。
また、ロープウェイが運行していますので、上手く使うと登山初心者の人も自分の登山レベルに合わせた登山ルートで安心して楽しめます。
2022年5月22日に行った「蓬莱山」登山の経験から、同じような登山初心者の人におすすめの登山ルートをご紹介したいと思います。

これから登山をしようと思っている人、もうそろそろ本格的な登山に挑戦しようと思っている人の参考にしていただければ幸いです。
おすすめの登山ルート
蓬莱山登山のおすすめをご紹介する前に、「蓬莱山登山の良いところ」を紹介させていただきますので、ここを外さない登山ルートをご紹介します。
蓬莱山登山の良いところ
〇小女郎峠から蓬莱山までの琵琶湖一望の稜線歩きが楽しい。
〇蓬莱山山頂と打見山山頂には、びわ湖テラスがあって、絶景を見ながらゆっくり休憩出来る。
〇登山道は、道路標示も設置されていて、登山道も整備されていますので安心して楽しめます。
〇JR湖西線から近いので電車でも行きやすく、びわ湖バレイの駐車場もあるので、アクセスが良い。







登山初心者におすすめの登山ルート
小女郎峠から蓬莱山の稜線歩きとびわ湖テラスは、外さない登山ルートがおすすめです。
蓬莱駅から小女郎峠への登山ルートは、山に向かって直登なので、登りはおすすめしません。体力に自信がつくまでは、登りは外した方が良いと思います。
おすすめ登山ルート1
登りも下りもロープウェイを使って、びわ湖テラスと稜線歩きを楽しむルートです。
(往路)ロープウェイで打見山→打見山→蓬莱山→小女郎峠→小女郎ケ池
(復路)小女郎ケ池→小女郎峠→蓬莱山→打見山→ロープウェイで下山
ロープウェイを使いますが、びわ湖テラスと稜線歩きの山歩きが楽しめます。
琵琶湖一望の稜線を往復すると、4.4km、標高差330mくらいありますので、初めて山歩きをする人にはピッタリだと思います。

おすすめ登山ルート2
歩きやすいキタダカ道の登山道で登って、びわ湖テラスと稜線歩きを楽しんで、ロープウェイで下山するルートです。
(往路)志賀駅もしくはゴンドラ山麓駅駐車場から登山→キタダカ道からの登山道で山頂へ→打見山→蓬莱山→小女郎峠→小女郎ケ池
(復路)小女郎ケ池→小女郎峠→蓬莱山→打見山→ロープウェイで下山
帰りはロープウェイを使って下山しますので、登りに集中できて安心です。
キタダカ道は、道路標示もしっかり設置され、登山道も整備されていますし、分岐もありませんので、登山初心者の人にも安心して楽しめると思います。
志賀駅から打見山山頂までは、5.5km、標高差1000mくらいありますので、自分の登山レベルを知るにも良いルートだと思います。
登りの登山ルートには、クロトノハゲ、天狗岩と呼ばれる場所と絶景ポイントがありますので、頑張って歩く価値はあります。



おすすめ登山ルート3
歩きやすいキタダカ道の登山道で登って、びわ湖テラスと稜線歩きを楽しんで、小女郎峠から蓬莱駅へ下山するルートです。
志賀駅もしくはゴンドラ山麓駅駐車場から登山→キタダカ道からの登山道で山頂へ→打見山→蓬莱山→小女郎峠→小女郎ケ池→小女郎峠→蓬莱駅に登山ルートで下る
びわ湖テラスと稜線歩きを楽しむ周回ルートです。
「おすすめ登山ルート2」で、小女郎峠からロープウェイで下山するか、このまま蓬莱駅に歩いて下りるか、を自分の体力で考えて下さい。
蓬莱駅に下りるルートには、荘厳な雰囲気の「薬師滝」があり、「不動明王」が鎮座している場所があります。
その薬師滝付近や途中の登山ルートに道路標示が少ない場所もありますので、YAMAP等の登山アプリを活用することをおすすめします。



2022年5月22日の蓬莱山登山
私は、「おすすめ登山ルート3」を反対ルート(蓬莱駅→蓬莱山→打見山→志賀駅)で行きました。
その時の写真を動画にまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
蓬莱駅→小女郎峠
8:00に蓬莱駅を出発し、最初はずっと舗装路を歩いて行きました。途中から登山道になり「薬師滝」に着いたのは、9:20でした。ここまでは傾斜はきつくないのですが、ずっと登りでした。
「薬師滝」からは、急坂を織り交ぜた登りがずっと続きました。やっと登りきって「小女郎峠」に着いたのは、10:30です。
2時間30分登り続けたので、結構きつかったです。




小女郎峠→小女郎ケ池→小女郎峠→蓬莱山→打見山
ここからは、楽しい稜線歩きとびわ湖テラスです。
小女郎ケ池に寄り道して、琵琶湖一望の稜線歩きを楽しんで、蓬莱山山頂に着いたのは、11:10です。約1時間の気持ち良い稜線歩きでした。
そこから「蓬莱山山頂」のびわ湖テラスで、昼ごはんを食べて、打見山に着いたのは、12:00です。
出来るだけ琵琶湖沿いを歩くと「絶景トレッキング」が楽しめます。

打見山→クロノトノハゲ→キタダカ道→志賀駅
打見山のリフトの乗降場所の近くに登山口があります。
そこから志賀駅まで歩いて下山しました。途中に絶景ポイントとクロトノハゲ、天狗杉があります。
志賀駅に着いたのは、13:40です。約1時間30分で下山出来ます。


その時のYAMAPの活動記録を見ていただくと参考になると思います。
まとめ
蓬莱山は、標高は1000mありますが、ロープウェイがありますので登山初心者の人にも安心して楽しめると思います。
自分の登山レベルと相談しながら、「おすすめ登山ルート」の3ルートから考えていただければと思います。
稜線歩きとびわ湖テラスだけでも十分に楽しめますし、登りと下りを歩くと絶景ポイントや名所もありますので、自信が着いたら挑戦して欲しいと思います。
蓬莱山は、他にも「権現山」と「霊仙山」を歩くルートがあります。さらに長く稜線歩きが楽しめると思いますので、今度は別ルートもチャレンジしようと思っています。

透過光を受けた新緑は、本当にきれいで写真では伝わらない素晴らしさがありますので、是非とも登って欲しいです。
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