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【比叡山】比叡山延暦寺、横川の「お花ハント」と「プチ千日回峰行」

2023年3月25日

バイカオウレン
雨上がりの比叡山延暦寺の横川には、生き生きとしたお花が沢山咲いていました。

比叡山延暦寺は学校の授業でも習いますので、ご存じの人も多いと思います。

滋賀県大津市の比叡山全域を境内としている寺院で、平成6年に世界文化遺産にも登録されています。

「比叡山延暦寺」と言えば、みなさんはどんなことを思い出しますか。

  • 戦国時代に「織田信長」に焼き討ちされた歴史がある。
  • 「不滅の法燈」という1200年以上燃え続けている炎がある。
  • 「千日回峰行」という比叡山を何日、何年も駆け巡る修行がある。
  • 「根本中堂」を初め境内には沢山の歴史的な建造物が建立している。
  • 琵琶湖の眺望や京都市街の景色を楽しめる場所が沢山ある。
びわ湖グマ
びわ湖グマ

比叡山延暦寺は、1200年以上の歴史がある天台宗の総本山で、比叡山一帯に多数のお堂が点在しています。

比叡山延暦寺
比叡山延暦寺のお堂と青空の一体感が素晴らしかったです。
今回ご紹介する内容

今回ご紹介する内容は、1200年以上の歴史がある比叡山延暦寺の中にある山野草を楽しめる場所です。

滋賀県で山野草を楽しめる場所と言えば、滋賀県最高峰の「伊吹山」や沢山の植物が自生している「滋賀県立近江富士花緑公園」などが有名だと思います。

でも、比叡山延暦寺にも可憐に咲き誇る「春のお花」を楽しめる場所があります。

比叡山延暦寺の「横川」と横川にある「定光院」は、一輪一輪は小さくて儚い「春のお花」が、参道や境内に咲いていました。

今回は、そんな「お花ハント」と千日回峰行の登山ルートを一緒に楽しんだ「比叡山延暦寺、横川のお花ハントとプチ千日回峰行」をご紹介します。

「今度比叡山に行こう!」と思っている人の参考にしていただければ幸いです。

びわ湖グマ
びわ湖グマ

お花を見る山歩きに初めて誘っていただき、初めて比叡山に行きましたが、小さいお花を見つけた時の喜びと比叡山からの景観の両方を楽しめる山歩きが、とても楽しかったです。

バイカオウレン
苔とバイカオウレン

比叡山延暦寺「横川」で鑑賞したお花

比叡山延暦寺は、比叡山全域に「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアがあり、「横川」は、比叡山の北側に位置しています。

2023年3月19日に鑑賞した横川のお花たちをご紹介します。

日吉大社から横川を目指して歩いて行くと、「恵心堂」に着きました。墓地の掃除をしていた僧侶の人に挨拶して「元三大師堂」の方に歩いて行くと、参道の横に「バイカオウレン」を見つけました。

やっと見つけたお花に歓喜して、苔むした参道横に咲き誇る「バイカオウレン」の写真会が始まりました。

元気いっぱい咲き誇っている白くて小さい「バイカオウレン」は、横川の至る所で群生していました。

そして、前日に「お花情報」を調べてくれていた人に「定光院に行ってみよう!」と促され、みんなで「定光院」に向かいました。

「バイカオウレン」が咲き誇っていた春らしい長い階段を下りて、「定光院」の境内に入ると花火を連想させるような「ショウジョウバカマ」が、私たちを出迎えてくれました。

その周辺には、これから花開こうとしている「ミスミソウ」や、境内の奥には「坐禅草」も咲き残っていてくれました。

水辺の周辺をよく見ると「セリバオウレン」も群生していて、「バイカオウレン」よりも花弁が細い「セリバオウレン」は、より幻想的な装いで、しばし見入ってしまいました。

他にも「ホコリタケ」や「ネコノメソウ」など、お誘いいただいたおかげで、沢山の山野草を楽しめました。

バイカオウレン
一般的なお花は、花弁の中におしべとめしべが入っている姿を想像していましたが、「バイカオウレン」は、開いた花弁からおしべとめしべが、元気いっぱい飛び出しているので、見る角度によって色合いと形状が変化するとてもおもしろいお花でした。
バイカオウレン
前日の雨のおかげで苔も生き生きとしていて、バイカオウレンの群生のベースとして、良い感じになっていました。
ショウジョウバカマ
一輪だけ咲いていたショウジョウバカマは、境内入ってすぐの見つけやすい場所に咲いていました。「ここから色々なお花が咲いているよ!」と迎えてくれました。
ミスミソウ
咲いているミスミソウには出会えませんでしたが、次の楽しみが増えました。
坐禅草
坐禅草は、漢字のイメージのとおりのお花で、その形状から感じる不思議さに癒されました。
セリバオウレン
セリバオウレンは、バイカオウレン以上幻想的な雰囲気がありました。
セリバオウレン
苔から飛び出したセリバオウレンは、生き生きしていて、コントラストが素晴らしかったです。
ホコリタケ
ホコリタケも独特の形状に見入ってしまいます。
ネコノメソウ
ネコノメソウの中心の黄色に癒されます。

比叡山延暦寺「横川」のお花ハントとプチ千日回峰行

2023年3月19日に楽しんだ「比叡山延暦寺、横川のお花ハントとプチ千日回峰行」の登山ルートをご紹介します。

比叡山延暦寺
赤線が、この日歩いた登山ルートです。比叡山坂本駅を出発して、八王子山を経由して、「横川」から「西塔」「東塔」と比叡山延暦寺を千日回峰行のように駆け巡りました。

9:00、比叡山坂本駅を出発、日吉大社に向かって歩き始めました。

9:45、八王子山に到着しました。

日吉大社の受付には、「八王子山から比叡山を登山する」ことを告げると拝観料は、収めなくても大丈夫でした。そして、日吉大社の境内を進み、八王子山からの琵琶湖を楽しみました。

11:30、横川に到着しました。

横川でお花ハントを楽しんで、千日回峰行のルートを通り、西塔、東塔に向かいました。

15:00、東塔に到着しました。

「峰道レストラン」にも立ち寄り、琵琶湖の絶景を楽しみました。

16:00、坂本ケーブルの延暦寺駅に到着しました。

そこからはケーブルで下りました。

○総距離、14km。休憩1時間を含む、7時間の登山でした。

びわ湖グマ
びわ湖グマ

アップダウンも緩やかで、終始歩きやすい登山道でしたが、行き先標示はあまりありませんので、YAMAPなどの登山アプリがあると安心して楽しめると思います。

八王子山
市街地からも見える八王子山の櫓は、迫力満点でした。
八王子山
最高の天気で、琵琶湖と青空が素晴らしかったです。
比叡山
ここから見える琵琶湖でも十分に価値があります。
比叡山
横川方面に向かいます。登山道は整備されて歩きやすいです。行き先標示は少ないので、YAMAPなどの登山アプリがあった方がいいと思います。
比叡山
横川までの登山道には、馬酔木がありました。
比叡山延暦寺
滋賀県に住んでいると一度は見たことがある元山大師と角大師です。おみくじの発祥の地にみんなで驚きました。
比叡山延暦寺
横川にも沢山のお堂がありました。
玉体杉
玉体杉です。千日回峰行の修行僧の人が、ここに腰かけて、天皇のご安泰を祈って、祈りを捧げます。
玉体杉
玉体杉は、神々しさすら感じる素晴らしい場所でした。
比叡山
峰道レストランからの眺望です。登山道からも行けます。
比叡山延暦寺
西塔、東塔にも歴史を感じさせるお堂が沢山あります。
比叡山延暦寺
東塔の大講堂です。沢山のお堂に心身ともに癒されました。
比叡山延暦寺
そして、比叡山延暦寺を後にして、日本一長い坂本ケーブルで下山しました。

くわしい登山ルートは、YAMAPの活動記録を参考にしてください。

比叡山と比叡山延暦寺のご紹介

比叡山は、滋賀県大津市と京都市の県境にある山で、山頂の大比叡の標高は、848mです。

登山ルートは、京都からのルートや滋賀県からのルートなど沢山あります。

広大な比叡山の敷地にあるのが、比叡山延暦寺です。

1200年以上の歴史がある天台宗の総本山で、世界文化遺産にも認定されています。

比叡山延暦寺は、「東塔」「西塔」「横川」の3つのエリアに分かれていて、東は「東塔」、その西に「西塔」、そして北に「横川」があります。

それぞれのエリアには、仏堂の中心になる「本堂」があります。

比叡山は、比叡山の大自然を楽しめる景勝地でありながら、比叡山延暦寺の歴史も楽しめる名勝地でもある、他に類を見ないスケールの京都市と滋賀県を代表する観光地です。

比叡山延暦寺には、京都方面と滋賀方面それぞれからケーブルで行けます。また、「東塔」「西塔」「横川」のそれぞれに駐車場がありますので、車でもスムーズに行けます。

まとめ

「比叡山延暦寺、横川のお花ハントとプチ千日回峰行」をご紹介しています。

比叡山延暦寺に可憐に咲き誇る「春のお花」を楽しめる場所がありますので、2023年3月19日に「お花ハント」に行きました。

その時に咲いていた「横川」の山野草をご紹介しています。

また、比叡山坂本駅を出発して、「日吉大社の八王子山」を経由して、「横川」に行って、「西塔」「東塔」と歩いたプチ千日回峰行もご紹介しています。

「今度比叡山に行こう!」と思っている人の参考にしていただければ幸いです。